イオンの移動実験

イオンの学習内容に、電圧を加えてイオンの移動を調べる実験があります。

自分は、この実験をやりたいか、やりたくないかというと、、、、。

どちらかというと、やりたくないな~と思っています。

理由は2つ。

1つ目は、時間がかかることです。10分ほど、電圧を加える必要があります。

2つ目は、結果がぼんやりしてることが多いのです。はっきりと結果が出るという感じではなく、なんとなくそうかな~、という感じです。うまくいかないことが多いんです。実験方法が悪いんでしょうか?

一言で言うと、パッとしない実験なんです(あくまでも私の印象です(笑))。

今までに、ストローと寒天を使う方法や炭素棒を使う方法など、工夫された実験もいろいろと発表されていますが、今一つという感じです。

学習指導要領に「酸やアルカリの水溶液を中央部分に染み込ませたろ紙などに適切な電圧をかけ,指示薬の色の変化を観察することにより,酸やアルカリの性質とイオンとの関係を見いだして理解させる」とあるため、教科書には、生徒実験として大きく載せられていますが、時間があったらやってみようくらいの扱いでいいんじゃないかな~、と思ってしまうくらいです。

結局、生徒にはこの実験の動画を見せて、授業を進めています。

皆さん、この実験やってますか?