皆さん、塩酸の電気分解を実験していますか?
塩化銅水溶液の電気分解は実験しますので、塩酸はやらなくても良いかな~という気がします。
でも教科書(東京書籍)にはのっているし、やっぱり行うべきなのかな~、でも生徒実験とはなってないしな~とも思います。
イオンの学習において、毎回迷うところです。
ちなみに、学習指導要領では、
「現象を捉えやすい電解質水溶液として,うすい塩酸や塩化銅水溶液などに適切な電圧をかけ電流を流す実験を行い,陽極と陰極に決まった物質が生成することに着目させ,電解質の水溶液中に電気を帯びた粒子が存在することを理解させ,イオンの概念を形成させる。」となっています。
そこで、他の教科書では、どういう扱いになっているのかを確認してみました。
まずは大日本図書。
<やってみよう>として、詳しい実験方法がのっています。時間があったら、やってくださいよ、という感じです。
次に教育出版。
<参考>として、詳しい実験方法がのっているのは、大日本図書と同じです。やはり時間があったら、やってくださいよ、という感じです。
次に学校図書。
こちらは、<探求>として必ず行う実験となっています。同時に、塩化鉄水溶液も扱うことになっています。塩化鉄水溶液の電気分解はやったことがないな~。
最後に啓林館。
なんと、塩化銅水溶液の電気分解は、2年生の化学変化の学習で行うことになっています。ですので、塩酸の電気分解が実験のメインとなっています。
う~ん。教科書それぞれですね。やはり迷います。