理科の教科書を買ってみた

中学校の理科の教科書を購入してみました。

現在、5つの出版社から発行されていますので、授業で使っている東京書籍の教科書以外の4冊です。

本当は、3学年すべての教科書を揃えたかったのですが、値段も張りますし、まずは3年生の教科書4冊としました。

購入方法は簡単。本屋さんで注文すると、数日で購入できます。

値段は、どの教科書もすべて税込み780円。安っ!。

どの教科書も紙質がよく、写真や絵もすごくきれいですので、一般発売すれば1冊2000円以上はしそうです。

でも驚いたのは、その安さだけではなく、その重さです。どの教科書も、昔に比べてすっごく重い!!

ランキングにすると、

 第5位 学校図書 537g

 第4位 大日本図書 653g

 第3位 東京書籍 677g 

 第2位 啓林館 723g

そして、最も重かったのは、

 第1位 教育出版 788gでした。うわっ。

小学生のランドセルの中身が重すぎるのが、問題になっていますが、中学生も同じです。今までは、教科書は毎日持ち帰りましょう、という指導でしたが、もう無理です。

今、中学校の現場では、

 ①教科書を学校へ置いていくのが(いわゆる置き勉)、普通となる。

 ②教室の机やロッカーが教科書でいっぱいになり、他の荷物が入らなくなる。

 ③教室や廊下に、荷物の置き場を新たに作る必要が出てくる。←今ココ

となっています。

でもね~。教科書は、もっと軽くシンプルでいいんじゃないでしょうかね~。

写真やコラム、マンガなどが盛りだくさんに載っていますが、そういうのは資料集やパソコン、大型モニターなどで生徒に見せればいいんじゃないでしょうか。

昔の教科書に比べて、年々豪華になっていったのは、見栄えの良い教科書ほど、採択されやすいという面があったのかもしれません。

まー、もう紙の教科書を廃止して、すべてデジタル教科書にすれば、問題は解決するのかもしれませんけどね。