中学校では、年に何回か実力テストがあります。
これは、定期テストとは別に、今までの学習がどの程度身に付いているかを確認するテストです（ちなみに私の県では、県学力診断調査、略して学調と呼んでいます）。
その実施前に、授業で過去の実力テストの問題を解いてみるのですが、その準備がちょっと時間がかかるんです。
まず、過去の実力テストを探してきます（行方不明のこともある）。そして、問題用紙、解答用紙、模範解答を印刷します。プリントは１人４枚くらいですが、全クラス分となると枚数は多くなります。２年間分３年間分となると、さらに増えます。
そこで今年は、紙への印刷は解答用紙だけとし、問題用紙と模範解答はスキャンしてＰＤＦファイルにし、生徒はパソコンに送られてきたデータを見ながら進めることにしました。印刷時間と紙の節約です。
写真はロイロノートを使った場合です。クラスルームも使ってみましたが、ロイロノートの方が見やすいようです。
でも新たにスキャンするのが面倒くさいというのも事実です。各校に送られてくる実力テストにＰＤＦファイルも付けてくれると、ありがたいんですけどね。
