その昔、ブロッコリーからDNAを取り出す実験を知ったときは、「そんな方法でDNAを観察できるんだ」と驚きました。
そして、中学3年生の生物の授業で、この実験を行ってきたのですが、、、。
このサイトの記事を見てビックリ!
え~っ!なんですって!
100%ジュースにエタノールを注ぐだけで、DNAが取り出せるんですって!
それならば、もうブロッコリーを細かくすりつぶしたり、ろ過したり、洗剤を入れるなどの手間は、もう一切いらないじゃあないですか。
でも本当かな~?
というわけで、実験してみました。
用意したのは、セブンイレブンで購入した「カゴメトマトジュース」と「果汁100%オレンジジュース」です。
2つのビーカーにそれぞれ20mlずつ入れ、片方には食塩を2g入れてみました(食塩を入れておくと、よりDNAが出てくるという記事を見たためです)。
エタノールを入れて、5分ほど経過した様子がこれです。左の写真が、食塩入りです。
トマトジュースは、どちらも白いDNAが出てきたのですが、食塩を入れた方がよりまとまって出てきたのが分かります。
オレンジジュースは、食塩なしの方は、DNAが出てきましたが、食塩ありの方は、ほとんど出てきませんでした。
多分、食塩とオレンジジュースの成分が、何らかの反応したんじゃないかと思います。
本当に、出てきた物がDNAなのか怪しいなとも思いましたが、検索してみるとどうやら本当のようです。(逆に、今までよく行われていたバナナを使った実験では、ほとんどDNAは出てきていない、という記事もありました。)
これなら、ものの10分ほどで、実験ができそうです。
お手軽!スゴイ!
これからは、これでいこう。