理科準備室を整理していると、棚の奥から古い低周波発振器が出てきました。
(下の写真は現在販売されている低周波発振器です)
「これ何に使うのかな~」と思いながら、アンプとスピーカーにつないでみると、色々な高さの音を出すことができます。(今は、スマホのアプリでも出来るようです)
そこで、2年生の人体の学習において、耳の授業に使ってみることにしました。
皆さん知っての通り、人間の耳は20~20,000Hzの高さの音しか聞こえません。
そこで、どの高さまでなら聞こえるのか、低い周波数から徐々に上げていく実験を行いました。
聞こえるギリギリの高さまで上げると、
「まだ聞こえるよ」
「私は、全然聞こえない」
「よく聞いてみな。聞こえるって」
と、生徒達は大盛り上がり。
しかし、おじさんの私の耳には、全く聞こえません。盛り上がる生徒に、おいてけぼりの私。まったく面白くありません。
「この実験は、二度と行わないぞ」と、固く心に誓った私でした(笑)。
皆さんは、どの高さまで聞こえますか。