一番眠たい授業

毎日毎日授業をしていると、中には生徒がとても眠そうな授業があります。

では、どんな授業が眠そうなのか?

先生の説明がずっと続く授業?

それとも、給食をお腹いっぱい食べた後の午後の授業?

はたまた、体育の授業で水泳を行った後の授業?

どれも眠そうですが、長年授業を行ってきた経験からすると、一番生徒が眠そうなのは、ずばり中3の「振り子と力学的エネルギーの保存」の授業です。

黒板に取り付けた振り子を揺らしながら、振り子と力学的エネルギーの関係を説明していくのですが、、、

気が付くと、大あくびをしている生徒がちらほら。中には、もう目を閉じて眠る寸前の生徒もいます。

どうやら原因は、この振り子の動きにあるようです。

理由はよく分かりませんが、振り子には何か人を眠くさせる作用があるようです。

そういえば、糸をつけた5円玉を揺らしながら、「あなたは眠くなる~眠くなる~」と言って催眠術をかけている様子を、昔テレビ番組で見たことがあります。

それと同じ原理ですね。

眠そうにしていた生徒も、授業が終われば元気に飛び跳ねていますので、実際に催眠術にかかったわけではないですが、人間の体って本当に不思議だと思いました。