電磁誘導とハブダイナモ

前回の続きです。

自転車の後輪にハブギアがあるならば、前輪のハブにはいったい何が入っているのでしょうか。

正解は、ハブダイナモ(発電機)です。ここでライト用の電気を作っています。

昔ながらのこういうダイナモを使っている自転車もありますが、生徒達の通学用自転車は、ほとんどハブダイナモでした。電池式のライトは使っていないんですね。

このハブダイナモは、電磁誘導の授業の導入に使えそうです。

「自転車のライトの電気って、どこからやってくるんだろう」

「ハブダイナモの中には、何が入っているんだろう」

残念ながら、ダイナモの中を見ることができませんが、電磁誘導の実験にうまくつながりそうです。

ところで、ハブダイナモには、スマホなどを充電できるタイプもあることを知りました。自転車に乗りながら、充電もできるなんていいですね。