中学2年の光合成の実験を行った時でした。
試験管内の二酸化炭素の有無を調べるために石灰水を入れたのですが、どの班も透明なままで、まったく白く濁りません。
あれーおかしいなー。ちゃんと息(二酸化炭素)を入れたはずなんだけど。
最初は理由が分かりませんでしたが、原因は石灰水にありました。
石灰水は、ポリタンクに多量の石灰と水を入れて作ってあり、いつでも使えるようにしてあります。ずっと長い間、石灰水が少なくなったら、水を継ぎ足し継ぎ足しして使ってきました。
しかし、多量の石灰もいつかはすべて溶けきってしまいます。石灰水だと思って使った液体は、実はただの水だったのです。
まさかの失敗原因でした。