中学2年の授業が生物の内容となり、顕微鏡を使った観察が始まりました。
生徒達は、すでに小学校で使い方を習っていますが、もう一度使用方法をビデオで確認してから、いざ観察!
しかし、うまく見えない生徒が続出!
見えない理由は様々ですが、今まで気付かなかった原因もありました。
①対物レンズがゆるんでいて、ピントが合わない。
「対物レンズを入れ替える時には、レボルバー自体を回す」が基本ですが、つい対物レンズに指をひっかけて回しちゃうのですね。その結果、対物レンズがゆるんでいってピントが合わなくなるというわけです。
②対物レンズが真下に来てないため、うまく見えない。
割とありがちです。カチッとはまるところまで、レボルバーを回しましょう。
③しぼりがうまく使えず、暗くて見にくい。
しぼりで明るさを調節することは、あまり説明されないようです。しぼりは、ステージの裏にあってよく見えないので、その存在に気付かない生徒もいます。
④レンズについたゴミにピントを合わせてしまう。
よくあります。レンズのゴミかどうかは、プレパラートを動かすと見えているものも動くかどうかで分かります。これって、顕微鏡を使うコツとして重要なことではないでしょうか。