「マッキーノ」って知っていますか?
牧野英一さんが発表した、ビンゴゲームを改良した暗記ドリルです。
詳しいことは、こちらのWikipediaを見て下さい(というか、Wikipediaに説明があるなんて、ビックリ)。
さて、この「マッキーノ」。
以前は、定期テスト前の授業で、よくやっていましたが、いつしかやらなくなってしまいました。
原因を考えてみると、
・準備に時間がかかる。特に、22枚のフラッシュカードの表裏に、用語とその意味を手書きで書くのがとても大変。
・使用したフラッシュカードは、またいつか利用するために保管しておくのですが、なかなか場所を取ります。
などが挙げられます。
しかし、教室や理科室に設置された大型モニターを見て、思いつきました。
パソコンと大型モニターを使えば、「マッキーノ」がもっと簡単にできるんじゃないの。
ずばり「デジタル マッキーノ」です。
ネットで色々調べて見ると、パワーポイントで行うのが一番簡単そうです。
パワーポイントのスライド22枚に、1枚ずつ用語と説明を入れ、スライドの順番をランダムに入れ替えればいいのです。
そして、できあがったのがこれです。
スタート画面の右下のシャッフルボタンを押すと、マクロが仕込んであり、スライドの順番がその都度変わります。
あとは16枚まで、1枚ずつスライドを映していきます。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/rikanokoneta/20240605/20240605215953.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/rikanokoneta/20240605/20240605220004.jpg)
生徒は、用語と説明が書かれたプリントを見ながら、ビンゴのプリントに16の用語を記入して、準備をしておきます。
あとは、画面を見ながら、大型モニターに出てきた用語にチェックをしていきます。
最後に、ビンゴの数を数えます。
詳しいやり方は、Wikipediaを見て下さい。
一通り行うのに、15~20分ほどかかるようですので、50分授業で2回はできます。
生徒はドキドキハラハラして、ワイワイ言いながら行っていました。
テスト前に、重要語句をしっかり覚えることができたようです。