デジタル マッキーノ

「マッキーノ」って知っていますか?

牧野英一さんが発表した、ビンゴゲームを改良した暗記ドリルです。

詳しいことは、こちらのWikipediaを見て下さい(というか、Wikipediaに説明があるなんて、ビックリ)。

ja.wikipedia.org

さて、この「マッキーノ」。

以前は、定期テスト前の授業で、よくやっていましたが、いつしかやらなくなってしまいました。

原因を考えてみると、

・準備に時間がかかる。特に、22枚のフラッシュカードの表裏に、用語とその意味を手書きで書くのがとても大変。

・使用したフラッシュカードは、またいつか利用するために保管しておくのですが、なかなか場所を取ります。

などが挙げられます。

しかし、教室や理科室に設置された大型モニターを見て、思いつきました。

パソコンと大型モニターを使えば、「マッキーノ」がもっと簡単にできるんじゃないの。

ずばり「デジタル マッキーノ」です。

ネットで色々調べて見ると、パワーポイントで行うのが一番簡単そうです。

パワーポイントのスライド22枚に、1枚ずつ用語と説明を入れ、スライドの順番をランダムに入れ替えればいいのです。

そして、できあがったのがこれです。

スタート画面の右下のシャッフルボタンを押すと、マクロが仕込んであり、スライドの順番がその都度変わります。

あとは16枚まで、1枚ずつスライドを映していきます。

生徒は、用語と説明が書かれたプリントを見ながら、ビンゴのプリントに16の用語を記入して、準備をしておきます。

あとは、画面を見ながら、大型モニターに出てきた用語にチェックをしていきます。

最後に、ビンゴの数を数えます。

詳しいやり方は、Wikipediaを見て下さい。

一通り行うのに、15~20分ほどかかるようですので、50分授業で2回はできます。

生徒はドキドキハラハラして、ワイワイ言いながら行っていました。

テスト前に、重要語句をしっかり覚えることができたようです。