誘導コイル&真空放電は恐い!

先生が行う演示実験で、恐ろしさNo.1といえば、何と言っても誘導コイル&真空放電の実験。

皆さん、そう思いませんか。

恐ろしいのは、この実験で放射線が発生することです。

レントゲンさんは、このクルックス管を使った実験でX線を発見したのですから、危険な放射線が出るのは当然です。

あ~、恐ろしい。

でも、恐ろしいのはそれだけではありません。

数万Vの高電圧を扱うので、感電も恐いのです。

この実験を安全に行うためには、誘電コイルとクルックス管をつなぐ長い導線が必要です。普通の短い導線をつなげて使うと、金属がむき出しの部分がとても危険です。

そこで、導線とミノムシクリップをハンダ付けして、長さ1mの導線を作ってみました。これで、安全です。

でも後から、教材カタログに専用のケーブルがあることに気が付きました。こちらの方が、耐電圧1000Vですのでより安全なようです。

いずれにしろ、安全に実験するためには、誘導コイルの使い方を紹介したこの記事を、実験前に見ておくことをお勧めします。

クルックス管を用いた実験の注意点|放射線アカデミア

なお、最初の誘電コイルの写真は、間違った使い方をしています。