世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑

図書館で、「世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑」という本を借りてきました。

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こういう物の仕組みを解説した本は大好きですが、特にこの本は写真が美しく、大変興味深い内容でした。理科の先生は、読んでおいて損はないと思います。

読んでみて、新しく知ったことをいくつかメモしておきます。

・金庫にはよくダイヤル錠が使われていますが、どうして数字を合わせるだけなのに、右に2回とか、左に1回とか回す必要があるのか、疑問でした。そういう仕組みだったんですね。また、マスターキーの仕組みもよく分かりました。

・バネばかりって、英国のリチャード・ソルターという人が発明したんですね。今まで「フックの法則」で有名なロバート・フックが発明したと思っていました。法則の発見から、バネばかりの発明まで約100年かかっているのが、おもしろいです。

無重力状態で、体重をはかる方法が紹介されています。これは、重さと質量の授業に使えそうです。

豊田佐吉が1924年に発明した「無停止杼換式自動織機」って、本当に革新的な物だったんですね。